2012年3月20日火曜日

田舎に暮らすということについて

なぜ自分は便利で何でも手に入り、刺激の多い都会生活を捨てて縁もゆかりもない片田舎に住むことにしたのか(といいつつも、本人としてはふるま家とは運命的な縁を感じているわけですが・・・)。そこには一言ではまとめることのできない色んな動機や理由があるのですが、そんな自分の思いやこれから目指すことについてうまく表現してくれたサイトに先日出会いました。ブログ管理者は、ジャーナリストとして世界を飛び回った後、現在は鹿児島の故郷に戻って地域活性に向けて活動されている方で、「日本地域再生研究所」(http://www.genki-inaka.info) というものも主宰されている方です(今はまだ私もメールで何度かやりとりさせていただいているだけですが)。下記にあるように、「日本の田舎がもつ大きな価値」については、自分自身もいままで訪ねてくれた数々の国内外の友人の反応からみても強く確信しています。その価値をこれからどう活かしていくべきか、今具体案をあれこれ思案中です。

以下、ブログのトップページの紹介文を転載いたします。

****以下、転載******************

若者が去り、高齢化の進む日本の田舎は限りなく美しく、そして切ないほどに哀しく、あたかも自然死を迎えつつあるかのよう――しかし、健康と癒しが世界的テーマとなっている今という時代、日本の田舎は世界にとって大きな価値を持つ地域となる可能性を秘めているのです。


地元の人たちに聞くと、その多くから「田舎には何もない。田舎は遅れている」という答えが返ってきます。しかし、それは前の時代の価値観で見た場合のことであって、今少しずつ現れようとしている「次の時代の価値観」から見れば、その田舎こそが「進んだ生き方を実践できるところ」になるのではないでしょうか。では、その新しい価値観とは何か?それは、自然とのつながりを回復し、自然からの恩恵を享受しながら、心身のバランスをうまくとり、なおかつ進んだ情報技術を駆使して世界とつながった生き方をするということです。もちろん、田舎には依然としてさまざまな問題があり、だれもがそこで快適な暮らしができる環境には、まだなっていません。それに、だれもがそうした生き方を望むわけではないでしょう。しかし、これまでの生き方(そして社会のあり方)に疑問を持ち、新しい生き方・あり方を模索している一部の人たち――特に一部の頭脳労働者――には、その気になりさえすれば、一足先にそうした新しい生き方を実践できる時代がすでに訪れています。


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