家の工事を工務店さんにお任せしているからといって家主は暇にしているわけでは決してありません。ボランティア派遣によるアフリカ行きを暫く先まで延期することを決めてからは、ふるま家起業に向けて東奔西走する毎日。その一つが同業他社の視察です。
そのうちの一つ、綾部吉水さ んはふるま家から車で約45分、綾部温泉近くにある茅葺古民家が舞台の旅館です。女将さんは、すでに銀座や京都円山公園で旅館を経営されている方なのですが、都会の人たちに豊かな自然と古民家のもつ安らぎ味わってもらい、また色々と知恵の詰まった田舎暮らしを経験してもらえたらと1年前からここでの経営も 始められました。
女性旅館経営者、しかも同地区で田舎ぐらし体験型旅館をされてられる先輩の話をお聞きできたらと先日2時間ほどお邪魔してきました。
10人ぐらいが余裕を持って座れる大きな囲炉裏のある部屋では、鉄鍋で炒った柿の葉で作ったお茶や家の前で採れた沢カニの素あげの温かいおもてなしを受け、時の経つのを忘れて話に聞き入りました。起業に向けて動き出してから数週間、本当に自分でやっていけるのか何かと不安を感じなくはないですが、こうして地に足をつけて実践されてられる方の話を聞くとそんな心配も払拭されます。
こうした視察のほか、ふるま家での主な仕事はこんな感じ。
あと嬉しいことに、農作業という肉体労働を毎日していれば、ヨー ロッパでたっぷり蓄えた腹回りもなんとなくすっきりとしてきたような気が・・・かつての都会生活ではわざわざ金を払ってまでジム通いしていた時代が今更ながら贅沢に思われます。
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